Interview社員紹介

人とふれあい、つなぎ、喜ぶ。
コミュニケーションを武器に
最大の成果へと導く。

  • 室蘭営業所 佐藤 恭一郎 (2020年入社)

  • 君津営業所 主任 原田 佑生 (2016年入社)

  • 八幡営業所 次長 吉宗 省三 (2006年入社)

「お客様とふれあえる仕事」を求め日興産業へ

吉宗
私は生まれが某大手製鉄会社発祥の地である北九州市戸畑区でして、製鉄所で働く母方の祖父の姿をずっと見ながら育ちました。製鉄関連企業に就職しようと決めていたわけではなかったのですが、就職活動をしている中で縁あって日興産業の会社案内を目にし、入社に至りました。
原田
私は他業種からの転職です。千葉県にある外語大を経て、飲食業に携わりたくて喫茶店の店長をしていました。しかし毎日朝6時から夜12時まで休み無しで働き続ける必要があり、月の労働時間が300時間を超えるような激務になってしまいました。当時結婚を控えていましたので、家族との時間を作れる仕事に就きたいと考え、地元の木更津に戻ることにしたんです。 地元で仕事を探していた時に募集していた日興産業へ入社を決めました。
佐藤
私も元々製鉄に興味があったり、日興産業と縁があるわけではありませんでした。ルートで営業や納品をしながらお客様とお話ができるような仕事をしたいと思っていましたので、日興産業の営業は理想通りの仕事だと思い応募しました。また、室蘭の中では非常に給料がよく、休日の規定や福利厚生もしっかりしている点も魅力に感じました。

周囲に育てられながらお客様と向き合う日々

吉宗
佐藤さんは入社して4年目ですよね。実際に日興産業の仕事をどう感じていますか?
佐藤
仕事内容はお二人と同じく、某大手製鉄会社へ担当メーカーの商品を提供する窓口の役割をしています。最初のうちは各メーカーが扱っている商品の種類や機能、お客様の顔と名前を覚えるのが精一杯でした。2年目に入ると少し余裕がでてきましたので、お客様に興味を持ってもらえるセールストークを試せるようになってきたと思います。3年目以降はお客様との会話の中からニーズを探り、課題の解決につながりそうな商品をオススメする提案営業ができるようになってきた手応えを感じています。原田さんの入社直後はいかがでしたか?
原田
佐藤さんの話を聞いて、当時のことを思い出しました。私も最初の1年は他の営業担当者についていって、仕事の仕方を見て学ぶような時間を過ごしていました。2年目以降は大きな仕入れ先を任せてもらえて一人で営業に行くようになり、担当メーカーの方とお客様をいかに上手につなぐかを考えるようになりましたね。もちろん今でも部品の使われ方の勉強は続けていますが、お客様に最適なメーカーの担当者をお繋ぎすることが私の仕事であると考えています。
吉宗
お二人とも真面目に仕事に取り組んでいますね。私は入社当初にはいろいろなところで指導して頂きました。1年目から原田さんと同じ大口の仕入れ先を任せてもらえたので、とにかく我武者羅に働きました。しかし最初の頃は業界用語が全くわからず、上司とお客様が話している内容が少しも理解できませんでした。そんな状態なので、上司はもちろんお客様からも指導を受けましたね。当時の製鉄業界の方は、昔ながらの体質で厳しく接してこられる方が多く驚くこともありましたが、あの頃にしっかり指導してもらえたことが今になって役に立っていると思います。
原田さんは客先で厳しく指導を受けた事が有りますか?
原田
かなり指導を受けましたね。ただ製鉄の方は、皆さん仕事は厳しいけど普段はおおらかな方ばかりですので、一度仲良くなるとすごく絆が強くなると感じています。

お客様とメーカーをどう繋ぐか。
良好な関係が成果を生む。

原田
私は今年で入社8年目です。大変なこともありましたが、入社以来一貫して「お客様と仲良くなるのが一番楽しい」と感じ続けています。お客様の事務所にお打ち合わせに行くと、帰り道に「原田さんこれもよろしく」と見積もりの依頼を受けることがあるんですよ。年々気軽に相談してもらう機会が増えていますので、距離が縮まっていると感じますね。気心が知れたお客様とは、事務所から休憩所に移動してお打ち合わせに入ることも多いです。最近は事務所に入らずに最初から休憩所で話すことも珍しくありません。
こうして私とお客様の関係が良好になるほど、メーカーさんとのお引き合わせがスムーズに進むようになります。私とお客様の仲がいいからこそ、メーカーさんも同じテンションで話ができますので、すぐに仲良くなりやすいんですよね。3者間の初回打ち合わせで話がまとまった時には思わずガッツポーズしてしまいます。
佐藤
私はメーカーさんとの関係が良好になるほど仕事がやりやすくなると感じています。メーカーさんが売りたいものを適切な形でお客様に届けるために必要なのは、お客様の悩みや希望、買ってくれそうな雰囲気といった情報です。それらのヒントをメーカーさんと共有しながら「こうやってオススメしてみようか」と戦略を立てる時には、メーカーさんとひとつのチームになれているなとうれしくなります。
その先にあるのが、お客様とのチーム化です。私とメーカーさんがオススメした商品がお客様の成果に繋がったとき、私はお客様ともチームになれたと実感します。そうした成果がリピート注文に繋がり、再びメーカーさんと一緒にお客様に貢献する流れが生まれると、楽しさ以上にやりがいを感じられます。
吉宗さんはこれまでのキャリアの中でどのようなやりがいや手応えを感じましたか?
吉宗
過去に一度、担当しているメーカーさんの商品の納期が大きく遅れた時期があったんです。月に何十件も納期遅延を起こしてしまったため、上司からも納期管理の甘さについて大変お叱りを受けました。そのトラブルを機に、きっちりとした管理リストを作りお客様とメーカーさんに共有するようにしました。すると、たまたまそのリストを目にした他商社の責任者の方が「日興産業の若いやつがしっかりと納期管理しているから日興産業のシェアが増えているんだ」と褒めてくれたんです。
納期遅延が重なった時は本当に辛い思いをしましたが、その反省をお客様の成果に繋げられた時は、本当にうれしかったですね。キャリア序盤のころは辛い出来事5回の後にやっと達成感がやってくるような感覚でしたが、今思えばその1回の達成感のために頑張れたんだと思います。

安全性と働きやすさに配慮された”現場第一”の魅力

吉宗
日興産業の営業は鉄鋼業界ならではの大変さはあると思いますが、働きやすさの面では他業界に負けていないと思います。原則として営業に個人ノルマはないので、不要な競争が生まれないのがいいですね。もちろん営業所の目標はありますが、メンバー同士でフォローしあいながら達成を目指す文化が根付いているので、本当に働きやすいと思います。
原田
基本的に営業所内のメンバー同士で担当メーカーが重複しないので、衝突が生まれないんですよね。私と吉宗さんのように、同一メーカーを担当する営業が別営業所にいることはありますが、むしろ情報共有させてもらえるので助かっています。
佐藤
私は完全週休2日制で土日休みという点が一番いいなと思っています。営業職なのでたまには土日出勤があるかと覚悟していたのですが、これまで一度も休日出勤を求められたことはありません。半年先に家族で行く旅行の計画を安心して立てられる環境は、モチベーションの維持がしやすいですね。
原田
そうなんですよね。さらに有給休暇を取りやすくて福利厚生も手厚いので、会社がお客様と接する現場を第一に考えてくれているのを感じます。こうして大切にしてもらえるからこそ会社に愛着が湧きますし、自発的に目標を立てながら仕事をしたいという気持ちになりますよね。
吉宗
仕事内容においては、佐藤さんのように「現場で人と話をしたい」という希望がある方がコミュニケーションを学ぶにはうってつけの仕事だと思います。その日に初めてお会いしたお客様に商品をオススメするだけでなく、長期間じっくりと時間をかけて関係を築くようなあらゆるコミュニケーションを現場で学べるのは、この仕事ならではの魅力です。
製鉄業界は「古い」「厳しい」という印象を持たれがちですが、現場の安全と働きやすさに配慮された業界であるということが広まって欲しいですね。自分のペースで働きながらスキルも身につけられる環境に魅力を感じてくれる方は、ぜひ私たちと一緒に働いてほしいと思います。

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